Raspberry PiとArduinoでアクアリウム(その1)

海水魚飼育について

 最近のマイブームは海水魚を飼う事です。2年前ほどから磯で捕まえてきた魚達を飼っています。海水魚飼育において、特に頻繁に行わなければならないこと、それは、水足し、餌やり、照明管理です。これらを疎かにすると海水魚を長生きさせることは難しいのです。
 私は大学生のため、平日はほぼ大学にいますし、泊まってくることも多く、数日家に帰らないこともあります。それらが原因で何度か魚を犠牲にしてしまいました。

 どうにか、私でも魚を飼えないかと考えていて、ひらめいたのです。IoTの力で数日家を空けても水槽の環境を管理出来る仕組みを作れないかと!!
 最近Raspberry Pi(以下Pi)やArduinoに手を出しはじめたので、どうにか作ってみることにしました。
 主にやらせたいことは、水足し、餌やり、照明管理です。水足しは、水槽内の海水の蒸発によって上がった塩分濃度を真水を足すことで下げる行為です。餌やりは餌やりです。一週間ほど与えなくても大丈夫な種もいますが、食欲がなくなると仲間を攻撃し始める種もいるので毎日一定量与えることは必要(だと思うの)です。照明管理は、朝点けて夜消す。これを行わなければ魚の体内時計が狂ってしまったり、点けっぱなしによる苔の発生等が起こります。どれも欠かせません。

Arduino + Piでやる

 今回はPiで直接機械やセンサーを使うことはしません。それらはArduinoで行い、シリアル接続でPiとやり取りします。ではなぜArduino + Piなのか!それは、

  1. Arduinoはアナログ入出力が簡単にできますし、
  2. 変な配線をしてPi(6千円)が壊れるより、Arduino(3千円)が壊れる方がマシですし、
  3. Arduinoが好きだから!

です。

その2こちら